吉祥寺でも人気!インプラント治療をおすすめしている適正年齢
- 投稿日:2020年1月30日
日本人でインプラント治療をしている人の数は?
厚生労働省が5~6年に一度行っている歯科疾患実態調査によると、2017年6月時点でインプラント治療によりインプラントを装着している人はおよそ200万人にのぼると推察されます。
年齢で見てみると65歳~69歳のかたのインプラント装着率が高い割合になっているようです。さらに70代と60代前半のかたのインプラント使用割合が高くなっており、全体的に高齢者のインプラント治療率が高いことがわかります。
インプラントは10年以上も持つことがあるため、50代で始める方も多いようです。
インプラント治療は何歳からできる?
具体的に何歳から治療ができるという決まりはありませんが、20歳以上からが望ましいとされているようです。
親知らず以外の永久歯が生え揃うのが16歳前後で、人間の骨の成長が止まるのも16歳くらいといわれています。インプラント治療は金属の歯根を骨に埋め込む治療となるため、骨の状態がとても重要なのです。
ただ骨の成長が止まる年齢は個人差があるため、治療をするなら歯科医師の診断を受けて、治療の開始時期を相談しましょう。
高年齢層がインプラントをする際の注意点
インプラント治療が可能な年齢に上限は特に設けられていませんが、高齢者が治療を受ける場合には注意が必要です。
顎の骨がしっかりしていれば基本的には何歳でもインプラント治療は可能ですが、高齢になってくると歯周病にかかっているかたが多くなってくるため、その場合は治療が難しくなってきます。歯周病になると歯を支える骨が溶けてインプラントを保持できなくなるため、治療ができなくなるのです。
また、インプラント治療は外科処置が必要になるため、外科手術に耐えられないような健康状態の方は治療が難しくなるでしょう。